- 2026年5月16日
- 2026年5月18日
<第2章> 医療はもっと身近でいい
【季節の風と健康だより】
~お医者さんのひとりごと:明日から使える「安心」の知恵~

こんにちは。町の診療所で毎日皆さんとお話ししている「町のお医者さん」です。
今日から始まる新しいシリーズでは、私が診察室で実際によく耳にする「患者さんの本音」や「ふとした疑問」をヒントに、医療との上手な付き合い方を、できるだけやさしい言葉で綴っていきたいと思います。
このコラムは、難しい医学知識を詰め込むためのものではありません。
お届けしたいのは、「病気そのものの知識」ではなく、「医療という仕組みをどう使いこなすか」という知恵です。
- 「こんなことを先生に聞いてもいいのかな?」
- 「ネットの情報と、どう向き合えばいいんだろう」
- 「自分にぴったりの治療を選ぶには、どうすればいい?」
こうした、教科書には載っていないけれど誰もが突き当たる「判断の迷い」を、体系的に解きほぐしていきます。
ご高齢の方にも、若い世代の方にも、医療を「遠くて怖いもの」ではなく、もっと身近な「自分を助ける道具」として感じてほしい。そして、何より安心してご自身の体と向き合ってほしい。そんな願いを込めて、診察室の温かな空気感をそのままに、一つひとつ丁寧にお話ししていきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
著者プロフィール
梶原 直央
当院管理医師 内科・外科医師
(元東京医科大学呼吸器外科教授)
日常診療では、病気そのものだけでなく、生活背景や不安も含めた相談を大切にしている。
本連載では、医療情報があふれる時代だからこそ、「何を基準に考えればいいのか」「どこまで心配しなくていいのか」を町のお医者さんの視点で伝えている。